2025.10.19
やさしく触れる|手を休める専門店『おてやすみ』(東京・名古屋)
こんにちは!おてやすみ名古屋店の三輪です!
手の温もりって、不思議ですよね。
強く押さなくても、ただそっと触れただけで「安心する」と感じたことはありませんか?
今回は、そんなやさしく触れるという行為に込められた意味のお話しです。
“やさしく触れる”ことの本質
やさしさって、力加減ではなく相手を思う気持ちのように思います。
たとえば、どんなに技術が上手でも、早く終わらせようという気持ちで触れた手は、受け手にちゃんと伝わります。
反対に、まだ慣れない手つきでも、少しでも楽になってほしいと願う手には、自然とやわらかさが宿ります。
触れるという行為は、“心の状態”をそのまま映す鏡のようなものです。
だから私たちセラピストは、まず自分の呼吸と気持ちを整えてから触れるようにしています。
タッチに込められる“想い”
お客様の肌に手を置くとき、私たちは“癒す”よりも先に“寄り添う”ことを意識しています。
「今日もお疲れ様です」というメッセージを手から伝えるように。
やさしく触れることで、身体だけでなく心の緊張までほぐれてくれるように施術をしています。
“やさしさ”を生む手の整え方
実は、やさしく触れるためには自分の手が疲れていないことが大切。
手がこわばっていると、無意識に力が入りすぎてしまいます。
だからこそ、私たちセラピスト自身も「手を休める」時間を意識しています。
お風呂で手首を温めたり、指を開いて深呼吸をしたり。
心と手をほぐすことで、自然とやさしいタッチが戻ってきます。
やさしく触れることは、テクニックではなく“心の在り方”。
「どう触れるか」よりも、「どんな気持ちで触れるか」で、癒しの深さは変わります。
そしてそのやさしさは、セラピストだけでなく、誰にでもできること。
日常の中で誰かの肩に手を置くとき、自分の手にもぜひ“やさしさ”を乗せてみてくださいね。