2025.10.18
触覚も疲れる？｜手を休める専門店『おてやすみ』（東京・名古屋）
こんにちは！おてやすみ名古屋店の三輪です！
なんとなく疲れているのに頭が冴えて眠れなかったり、ついスマホを触り続けてしまうことはありませんか？
もしかするとそれ、“触覚の疲れ”が関係しているかもしれません。
実は私たちの触れる感覚は、日々の生活の中で酷使されています。
今回はそんな触覚の疲れについてのお話しです。
触覚の疲れとは？
触覚は、皮膚を通して温度や圧力、質感などを感じる感覚のことです。
たとえば、風が肌をなでる心地よさや、木のざらついた感触、水の流れる感覚。
こうした“自然のゆらぎ”に触れている時、人の感覚は穏やかに整います。
でも現代では、スマホやパソコン、キーボードや衣服の摩擦など、毎日ほとんど同じ素材、同じ刺激に触れ続けています。
ガラスやプラスチックのように単調な感触ばかりを受け取っていると、脳はその「変化のなさ」にストレスを感じてしまうんです。
脳と触覚の関係
脳の中には、触覚を処理する「体性感覚野」という場所があります。
特に手のひらや指先は神経が集中していて、刺激が多すぎると自律神経にも影響しやすくなります。
長時間スマホを握っていたり、手を休める時間がなかったりすると、脳が触覚情報でいっぱいになってしまい、「もう触りたくない」と感じるようになります。
その結果、肩こりや頭の重さ、集中力の低下、イライラなどのサインが出やすくなります。
触覚を休ませるために
触覚をリセットするポイントは、情報を減らすこと。
寝る前はスマホを置いて、何も触らない時間をつくってみる。
お気に入りの布を手のひらで感じる。
湯船の中でお湯の温度や流れを意識して味わう。
そんな小さな時間でも、触覚のリズムは整っていきます。
そしてハンドマッサージは、触覚を休ませるための最適な方法のひとつです。
一定のリズムで優しく触れられることで、
“単調な刺激”に慣れきった神経がゆるみ、
心がふっと静かになるような感覚を取り戻していきます。
触覚は五感の中でいちばん原始的で、安心を感じやすい感覚です。
けれど現代では、いちばん酷使されている感覚でもあります。
だからこそ、たまには手を休めて、やわらかなものに触れたり、何も触れない時間を意識してみてください。
触覚を休ませるということが、心と体を静かに整えてくれるかもしれません。
*────── O T E Y A S U M I ───────*
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