2025.10.6
“月を見る”だけで整う？ ｜手を休める専門店『おてやすみ』（東京・名古屋）
こんにちは！おてやすみ名古屋店の三輪です！
秋の夜空がは澄んでいて、月が一段ときれいに見える季節になりましたね。
10月６日は十五夜。
お月見といえばお団子やすすきを飾る風習がありますが、東洋の考え方では、“月を眺める”その行為そのものが心と体を整える時間でもあるといわれているんです。
今回はそんな月のお話しです。
月と女性のリズムの深いつながり
東洋医学では、月は“陰”を象徴する存在。
太陽（陽）と対になるこの“陰”は、静けさ・潤い・内側のエネルギーを意味します。
そして女性の体は、この陰のリズムと深く共鳴していると言われています。
月の満ち欠けの周期は約29.5日。
これは、女性の体のサイクルとほぼ同じ長さ。
古くは「月経」という言葉にも“月”が使われているように、月のリズム＝女性のリズムという考え方が根づいていました。
十五夜は“満ちる力”を感じる日
十五夜は、月が最も明るく満ちる日。
陰の力が高まり、心の奥にある感情がふっと表に出やすいタイミングとも言われています。
夜風を感じながら月を見上げて、少しだけ自分をいたわる時間を持ってみてください。
感情を無理に整理しようとせず、ただ月の光に照らされながら感じるだけでも十分です。
“見るだけで整う”のはなぜ？
科学的にも、月のようなやわらかい光を見ると副交感神経が優位になり、呼吸が深まり、心拍もゆっくりになると言われています。
つまり、ただ眺めているだけで体は自然にリラックスモードへ。
日々の忙しさで張りつめた心をゆるめるには、何かを「しよう」とするより、“見るだけ”の時間を持つことが大切なのかもしれません。
十五夜の夜は、自然のリズムと自分のリズムを重ねてみる時間。
満ちる月を見ながら、いつも頑張っている自分とそっと向き合ってみてくださいね。
*────── O T E Y A S U M I ───────*
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