2025.6.15
梅雨の風物詩”紫陽花”が咲く理由と色が変わるワケ｜手を休める専門店『おてやすみ』（東京・名古屋）
こんにちは！おてやすみ名古屋店の三輪です！
梅雨入りもし、しっとりとした日が増えてきましたね。
そんな季節に、ふと目に入ると心がほっとする存在の紫陽花（あじさい）。
今回は街角でよく見かける紫陽花にまつわる素朴な疑問をテーマにしたお話です！
なぜ紫陽花は梅雨に咲く？
紫陽花が咲くのは、毎年6月〜7月。
ちょうど梅雨のまっただ中です。
実は紫陽花はとても水分を必要とする植物。
雨が続くこの季節こそが、紫陽花にとっては“元気に咲けるベストシーズン”なんです。
湿った土、やわらかな空気、静かな雨音。
どれも紫陽花の美しさを引き立てる、自然の恵みなんですね。
紫陽花の色が変わるのはなぜ？
その秘密は「土の性質（pH）」にあります。
- 酸性の土壌 → 青系の花に
- アルカリ性の土壌 → 赤系の花に
この違いは、土の中に含まれるアルミニウム成分の吸収具合によって決まります。
同じ株でも植える場所を変えると色も変わるなんて、なんだか不思議で面白いですよね。
白い紫陽花や色の変化について
「アナベル」などの白い紫陽花もあるんですが、これらは土の性質にはあまり影響されず、基本は白く咲きます。
ただ、時間が経つと白から緑っぽく変わることも。
これは花が成熟していく自然な変化で、光合成の影響などによるものなのだそう。
色の変化も紫陽花の魅力のひとつ。
季節のうつろいとともに、そっと表情を変えるその姿に和みます。
梅雨の時期に咲く理由、そして色の不思議。
紫陽花には、静かながら奥深い魅力がたくさんつまっているんですね。
雨の日が続くこの季節。
ちょっと憂うつになりがちですが、紫陽花のように「今しかない美しさ」を感じられる余裕を持っていたいと思います。
*────── O T E Y A S U M I ───────*
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